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解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!
目次
・今回の問題
・問題の難易度について
・第1問
・第2問
・第3問
・第4問
・第5問
・第6問
・第7問
・いかがだったでしょうか?〜解いてみた感想〜
今回の問題
九州女子大学2019年一般選抜B日程の問題です。
前回のA日程より易しいです。
問題の難易度について
難易度は☆☆です。
教科書傍用問題集のB問題くらいの難易度です。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
問題と問題の解説(第1問)
第1問
第1問の解説
3問とも方程式の左辺は因数分解ができます。
(1)の問題の解説
より、この方程式の解は(答えは選択肢の9番)
(2)の問題の解説
より、この方程式の解は(答えは選択肢の1番)
(3)の問題の解説
より、この方程式の解は(答えは選択肢の6番)
問題と問題の解説(第2問)
第2問
第2問の解説
絶対値の取り扱いに注意が必要です。絶対値の性質は次の通りです。
(1)の問題の解説
以下のように解いていきます。
答えは選択肢の2番です。
(2)の問題の解説
絶対値の性質に気をつけて解いていきます。
すなわちのとき
よって、このときの不等式の解はとなります。
すなわちのとき
よって、このときの不等式の解はとなります。
したがって、元の不等式の解は、先ほど求めた不等式の解の和集合となりますのでとなります。(答えは選択肢の5番)
(3)の問題の解説
すなわちのとき
よって、このときの不等式の解はとなります。
すなわちのとき
よって、このときの不等式の解はとなります。
したがって、元の不等式の解は、先ほど求めた不等式の解の和集合となりますのでとなります。(答えは選択肢の4番)
問題と問題の解説(第3問)
第3問
第3問の解説
三角比の性質
・
・
を用いて式の値を求めます。
(1)の問題の解説
に注意すると
(2)の問題の解説
を用いると、より
(3)の問題の解説
であることに注意すると
問題と問題の解説(第4問)
第4問
第4問の解説
条件とがあるときに
「はであるための( )条件である。」
という問題を解答するには、次の2つの命題の真偽を調べます。
(a)
(b)
真なら証明ができ、偽なら反例を挙げることができます。
2つの命題の真偽で、以下のように解答します。
詳細の解き方は「必要条件・十分条件の問題」で解説しています。
この問題の解答は
(1)十分条件であるが必要条件ではない
(2)必要十分条件
(3)十分条件であるが必要条件ではない
(4)必要条件であるが十分条件ではない
(5)必要条件でも十分条件でもない
となります。
問題と問題の解説(第5問)
第5問
第5問の解説
(1)の問題の解説
進数でで表される数を進数で表すと
となります。(答えは選択肢の9番)
(2)の問題の解説
ですので、進数でで表される数、すなわち進数でと表される数を進数で表すと
となります。(答えは選択肢の5番)
(3)の問題の解説
自然数を進数で表すとになるので
自然数を進数で表すとになるので
となります。これらは同じ自然数を表していますので
が成り立ちます。この式を整理すると
となります。
はのいずれか、はのいずれかになりますので、この等式を満たすようなの組はとなります。
問題と問題の解説(第6問)
第6問
第6問の解説
(1)の問題の解説
放物線を平行移動したものを求めますので、求める放物線の式は
とおくことができます。
この放物線が2点とを通るとき、次の連立方程式が成り立ちます。
この連立方程式を解くととなりますので、求める放物線の式は
この式を変形すると
となりますので、この放物線の頂点はであることがわかります。(答えは選択肢の7番)
(2)の問題の解説
放物線を平行移動させたもので、頂点が直線上にありますので、求める放物線の式は
とおくことができます。
この放物線が点を通りますので
が成り立ちます。この式を整理すると
となりますが、この方程式を解くととなります。
のとき、放物線の式は
のとき、放物線の式は
となります。(答えは2番と4番)
問題と問題の解説(第7問)
第7問
第7問の解説
解く方針は
・対角線を1本引く
・2つの三角形に対して余弦定理を用いて、向かい合う角の余弦の値を求める。
・三角比の相互関係を用いて制限の値を求める。
・2つの三角形の面積を求める。
となります。
円に内接する四角形は向かい合う角の和がであることに注意します。
今回は対角線を引いた場合で解いてみます。
に余弦定理を用いると
…①
に余弦定理を用いると、であることに注意すると
…②
①と②より
であることが導かれます。ここで、三角比の相互関係を用いると
となります。
したがって、の面積は
の面積は
となりますので、四角形の面積は、これら2つの三角形の面積の和となりますので
となります。(答えは選択肢の5番)
いかがだったでしょうか?〜解いてみた感想〜
難易度は教科書の節末問題・章末問題くらいかと思います。
ですので、教科書の問題を隅々まで解けば満点が狙えそうです。
また、出題範囲が数学Ⅰ+Aですので、復習には良い問題になるかと思います。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
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