マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

数と式の問題【2018年神奈川県・横浜市・川崎市・相模原市教員採用試験】

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解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!

目次

今回の問題
今回の問題の原文(記述式)
今回の問題について
今回の問題の解説
いかがだったでしょうか?〜解いてみた感想〜

今回の問題

今回は2018年神奈川県・横浜市川崎市相模原市教員採用試験の過去問からです。

今回の問題の原文(記述式)

不等式 (x^{2}-6x+2)^{2}-4(x^{2}-6x+2)-45\leqq 0を満たす整数 xの個数を求めよ。

今回の問題について

難易度は☆☆☆☆です。

因数分解後の不等式の処理の仕方がポイントです。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

 x^{2}-6x+2=Xとおくと、不等式の左辺は

 \begin{eqnarray*} X^{2}-4X-45&=&(X-9)(X+5)\\ &=&(x^{2}-6x+7)(x^{2}-6x-7)\end{eqnarray*}

と変形できますので、

 (x^{2}-6x+7)(x^{2}-6x-7)\leqq 0

を考えることになります。この不等式から

 \left\{ \begin{array}{ccc} x^{2}-6x+7&\geqq &0\\ x^{2}-6x-7&\leqq &0\end{array}\right.

または

 \left\{ \begin{array}{ccc} x^{2}-6x+7&\leqq &0\\ x^{2}-6x-7&\geqq &0\end{array}\right.

であることがわかります。

前者の連立不等式の解は解なし、後者の連立不等式の解は

 -1\leqq x\leqq 3-\sqrt{2},\ 3+\sqrt{2}\leqq x\leqq 7

となります。

この不等式を満たす整数は -1,\ 0,\ 1,\ 5,\ 6,\ 7の6個となります。

いかがだったでしょうか?〜解いてみた感想〜

不等式の左辺において、因数分解をするところまでは行きつくことができるかと思います。

そのあとの処理を適切に行わないと間違った答えが出てくる可能性があります。

 

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