マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

共通テスト前の確認数学Ⅰ+A編【数と式・集合】

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今週は共通テスト前の基礎確認のための問題です。

今回は不等式と集合に関する問題です。

今回の問題の原文

 a\gt 0とする。

(1) xの不等式 x^{2}-ax-2a^{2}\lt 0を解け。

(2) a=1のとき、(1)の不等式を満たす整数 x全体の集合を Aとする。このとき、集合 Aの要素を書き並べよ。

(3)(1)の不等式を満たす整数 x全体の集合を A(a) xの不等式 ax\lt a^{2}を満たす整数 x全体の集合を B(a)とする。このとき、 A(a)\subset B(a)を満たす aの値の範囲を求めよ。

(4) |x-a|\lt 3を満たす整数 x全体の集合を C(a)とする。 C(a)の要素の個数を求めよ。

今回の問題について

難易度は☆☆☆です。

不等式と集合に関する問題です。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

 xの不等式 x^{2}-ax-2a^{2}\lt 0を解くと

 \begin{eqnarray*} x^{2}-ax-2a^{2}&\lt &0\\ (x+a)(x-2a)&\lt 0\end{eqnarray*}

となりますので、求める不等式の解は a\gt 0であることから -a\lt x\lt 2aとなります。

 a=1のとき、この不等式の解は -1\lt x\lt 2となりますので、 A=\{ 0,1\} となります。

不等式 ax\lt a^{2}の解は x\lt aとなります。

ここまで解いた不等式の解を比較すると、 A(a)\subset B(a)となるような aの値の範囲は

 \displaystyle 0\lt a\lt 1,\ 1\lt a\lt \frac{3}{2}

となります。

最後に出てくる不等式は |x-a|<3ですが、これを解くと

 a-3\lt x\lt a+3

となります。この解から A(2)=C(1)となります。

また、 aの値に関係なく C(a)の要素は5個あります。

いかがだったでしょうか?

不等式では文字式で割ることに要注意です。割った数の符号で不等号の向きが変わるからです。

集合の問題は共通テストで出題される可能性がありますので、ここもチェックが必要かもしれません。

あとは「十分条件・必要条件」は出題される可能性が非常に高いですので、センター試験時代を含む過去問を使って演習しておくと良いかと思います。

 

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