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解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!
目次
・今回の問題
・問題の難易度について
・第1問
・第2問
・第3問
・第4問
・第5問
・第6問
・第7問
・第8問
・第9問
・いかがだったでしょうか?〜解いてみた感想〜
今回の問題
今回は長岡崇徳大学2023年の一般入試の問題です。
出題範囲は数学Ⅰ・数学Aです。
問題の難易度について
難易度は☆☆です。
全体的に教科書の章末問題や節末問題が解ければ対応できるくらいの難易度です。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
問題と問題の解説(第1問)
第1問
第1問の解説
(1)和と差の積の乗法公式を使って展開をしていきます。
であることに注意をすると
となります。
(2)一度展開をしてから因数分解を行うのも一つの手ですが、この解き方でいくと数学Ⅱで習う因数定理が必要になります。
次のように因数分解を行うと数学Ⅰだけの知識でできます。
(3)高校で初めて出てくる分母の有理化のパターンです。次のようにしていきます。
問題と問題の解説(第2問)
第2問
第2問の解説
(1)ド・モルガンの法則よりが成り立ちます。
したがって、集合の中で集合の要素に含まれていないものを書き並べれば良いということになります。よって
となります。
(2)集合の条件から
となります。この集合から集合を取り除くとという集合になりますので、この集合と見比べると、だけ無くなっていることがわかります。
したがって、は集合だけに属する要素です。
集合と集合の要素を入れると
であることがわかります。
問題と問題の解説(第3問)
第3問
第3問の解説
両問とも頻出問題ですので、すぐに解答できるようにしておいたほうが良さそうです。
(1)で調べることは、次の2つの命題
・
・
の真偽です。これら2つの命題は偽です。
前者は、後者はがそれぞれ反例となっています。
したがって、答えは(エ)の「必要条件でも十分条件でもない」となります。
(2)で調べることは、次の2つの命題
・かつ
・かつ
の真偽です。前者の命題はが反例となるので偽、後者は真の命題です。
したがって、答えは(イ)の「必要条件であるが十分条件ではない」となります。
問題と問題の解説(第4問)
第4問
第4問の解説
(1)扱う関数が2次関数ですので、まずは平方完成を行います。
ですので、この右辺の式を平方完成すると
となります。したがって、この関数の最小値はのときをとります。
(2)放物線の軸(頂点)と定義域の位置関係で場合分けをします。
定義域がですので、のとき最大値は、のとき最大値はとなります。
ですが、ですので、のときは条件を満たすことはありません。
のときの条件はですので、この式をを用いて表すと
となります。これはについての方程式になりますので、この方程式を解くとで、これはを満たします。
よって、この問題の答えはとなります。
問題と問題の解説(第5問)
第5問
第5問の解説
この問題で注意すべき点は「この四角形が円に内接しているとは限らない」というところです。
当然ですが、問題文に「円に内接する四角形」という記述がないので、ではありません。
(1)に余弦定理を用いると
ですのでとなります。
(2)に余弦定理を用いると
(3)三角比の相互関係と(2)より
問題と問題の解説(第6問)
第6問
第6問の解説
(1)平均値の取りうる値が最小となるのは全員が階級の最小値を取るときなので
最大となるのは全員が階級の最大値を取るときなので、テストの得点が自然数であることから
(2)10人の平均点が点であることから
が成り立ちます。この式を整理すると
となります。この方程式を解くと
問題と問題の解説(第7問)
第7問
第7問の解説
(1)%の食塩水gに食塩は
g
%の食塩水gに食塩は
g
含まれています。食塩の濃度は(数学で求める濃度は質量%濃度です)
(食塩の量)(全体の量)
で求めます。食塩の量は、全体の量はですので
(濃度)
となります。よって、答は%です。
(2)加えた水の量をgとすると
が成り立ちます。この方程式を解くと
となりますので、加えた水の量はgとなります。
問題と問題の解説(第8問)
第8問
第8問の解説
(1)とが端に並ぶ並び方は
・□
・□
の2つのパターンが考えられます。ただし、□にはと以外の4人が並んでいます。
□の中の並び方は通りあるので、とが端に来る並び方は
通り
(2)6人の並び方の総数は通りあります。
が右端または左端に来る並び方は通り、が右端または左端に来る並び方は同様に通りあります。
したがって、またはが右端または左端にいる並び方の総数は通りです。
求める場合の数はもも端にいない並び方の総数なので、全体からまたはが右端または左端にいる並び方の総数除いて
通り
ということになります。
問題と問題の解説(第9問)
第9問
第9問の解説
(1)のマスに止まる場合は
(i)サイコロを1回振って2の目が出る。
(ii)サイコロを2回振って1の目が2回出る。
の2つの場合が考えられます。
(i)が起こる確率は、(ii)が起こる確率はです。
(i)と(ii)は同時に起こりませんので、のマスに止まる確率は
となります。
(2)のマスに止まる場合は
(i)サイコロを1回振って3の目が出る。
(ii)サイコロを2回振って1の目と2の目が出る。
(iii)サイコロを3回振って3回とも1の目が出る。
の3つの場合が考えられます。
(1)と同様の考え方で、(i)が起こる確率は、(ii)が起こる確率は1と2が出る順番を考慮して、(iii)が起こる確率はです。
(i)、(ii)、(iii)は同時には起こりませんので、のマスに止まる確率は
となります。
いかがだったでしょうか?〜解いてみた感想〜
基礎的な問題が多く、ちゃんと入試勉強をしていれば満点が狙えそうなくらいの難易度かと思います。
高3の学年になると数学Ⅰと数学Aを終えてから時間が経っていることが多いようですので、復習としてこの問題を解いてみるのも良いかもしれません。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
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