マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

首都大学東京の問題【2008年前期日程第1問】

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今週は首都大学東京2007年・2008年の問題です。

今回は2008年文系学部前期日程第1問です。

今回の問題について

難易度は☆☆☆です。

文字列の場合の数の数え上げ問題です。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

文字の個数が7個、同じ文字が「U」2個ありますので、文字の並び方は全部で \displaystyle \frac{7!}{2!}=2520通りあります。

「@」が真ん中にくる並び方は、「@」を真ん中に固定して、残りの6文字を並べれば良いのでその総数は \displaystyle \frac{6!}{2!}=360通りあります。

「U」が2つとも左から偶数番目にある並び方は、左から偶数番目のところが3か所あり、そのうちの2ヶ所に「U」を入れて残りの5文字を並べれば良いので、その総数は _{3}C_{2}\times 5!=360通りあります。

「U」が隣り合わない並び方の総数は、全体から「U」が隣り合う総数を引いた方が楽に求めることができます。

「U」が隣り合う総数は、「U」2個をひとまとまりにして扱うと実質、文字の個数が6個で全て文字が異なりますから、その総数は 6!=720通りあります。

したがって、「U」が隣り合わない並べ方の総数は 5250-720=1800通りとなります。

いかがだったでしょうか?

今回の問題は比較的易しい問題でした。

中学では樹形図による数え上げのやり方を習いましたが、数える対象が4つを超えてくると樹形図を書いていくと1日が終わってしまう可能性があります。

ですので、今回のような計算による数え上げの方法を身につけておくと、数が大きくなっても早く求めることができます。

 

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