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解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!
今回は必要条件・十分条件の問題です。
目次
・今回の問題
・今回の問題について
・今回の問題の解説
・いかがだったでしょうか?
今回の問題
は実数の定数とする。3つの直線について、はが1点で交わるための( )
( )には「必要十分条件」、「必要条件であるが十分条件ではない」、「十分条件であるが必要条件ではない」、「必要条件でも十分条件でもない」のうちどれが適するか。
今回の問題について
今回はyahoo!知恵袋にあった問題からです。
自作問題でしょうか?同じページに6問ほどありましたが、かなり難易度の高い問題でした。
そのうちの1つを紹介します。
今回の問題の解説
命題「が1点で交わる」の真偽を調べます。
が仮定ですので、それぞれの式にを代入したものを考えます。そうすると
となります。直線と直線の交点を求めてみます。この交点の座標は、連立方程式
の解です。この連立方程式の解はとなりますので、これが直線と直線の交点の座標です。この座標の数値をの左辺の式に代入して等式が成り立てば、この3つの直線は1点で交わることがわかります。以下のように計算していきます。
したがって、直線も点を通ることがわかりましたので、3つの直線は1点で交わっていることがわかります。
よって、この命題は真です。
命題「が1点で交わる」の真偽を調べます。
この時点ではの値はわかりませんので、文字のまま扱います。言い換えると、3つの直線が1点で交わるようなの値を求めます。
が1点で交わることを考えれば良いのですが、まずは直線と直線の交点を求めてみます。これは連立方程式
を解くことになります。以後、分数が出た場合は分母は全てではないとします。この連立方程式の解は、加減法で解くことによりとなります。直線もこの点を通りますので、この数値をの式に代入して整理していくと
となります。したがって、3つの直線が1点で交わるようなの値はの他にとがあります。このとが仮定を満たし、結論を満たさないものになりますので、この命題は偽となります。
ここまでわかったことを集合で表してみると、集合をを満たすの値全体の集合、集合を直線が1点で交わるようなの値全体の集合とすると
となりますので、包含関係が成り立っていることがわかります。
以上から、はが1点で交わるための「十分条件であるが必要条件ではない」となります。
いかがだったでしょうか?
後半の計算が文字式を含んでいましたのでかなり大変でした。
ただ、3次方程式を解く際の因数分解は容易でしたので頑張れば高1の方でも解けそうな感じでした。
解く時間はかかりますので、このような問題が出題されてしまうと地獄ですね。
これが出ないように祈るしか無いか!?
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
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