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解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!
目次
・今回の問題
・今回の問題の原文(記述式)
・今回の問題について
・今回の問題の解説
・いかがだったでしょうか?〜解いてみた感想〜
今回の問題
今週は2020年実施の徳島県教員採用試験専門教養数学の問題です。
今回は中高共通第6問です。
今回の問題の原文(記述式)
座標平面上に、円および、直線があり、とは異なる2点を共有する。このとき、次の(1)・(2)の問いに答えなさい。
(1)の値の範囲を求めなさい。
(2)との共有点について、となるとき、の値を求めなさい。
今回の問題について
難易度は☆☆☆です。
円と直線に関する問題です。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
今回の問題の解説
円と直線が2点で交わるようなの値を求める
2つの曲線の交点の個数は連立方程式の実数解の個数と一致します。今回の問題の場合は
という連立方程式が2つの実数解を持つようにの値を決めれば良いということになります。下式を上式に代入すると
というの方程式が得られます。この方程式を整理すると
…①
となります。このについての2次方程式が異なる2つの実数解を持てば良いので、この方程式の判別式をとすると、となるようなの値の範囲を求めます。
ですので、という2次不等式を解くととなります。
となるの値を求める
先程の方程式①の実数解をとすると
となります。より、に対応する点を、に対応する点をとすると、これら2点の座標はとなります。根号を外すためにを考えると2点間の距離の公式から
となります。条件よりとなりますので、次の方程式が立てられます。
この方程式を解くと
したがってまたはが求めるの値になります。
いかがだったでしょうか?〜解いてみた感想〜
基礎がしっかりしていれば解く方針が立てやすい問題でした。
図形の問題は図に描くと更にわかりやすいとおもいます。
教員採用試験や大学入試の問題は複数単元にまたがった知識が必要な問題が多いので、それに対応できるような対策が必要そうですね。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
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