マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

1次不等式の文章題【4プロセス数学Ⅰ+A問題81】

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今週は文章題の解き方を解説します。

今回は1次不等式の文章題です。

今回の問題について

難易度は☆☆☆です。

1次不等式に関する文章題です。問題文については上の画像の方をご参照ください。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説
2つの量を考える

16%の食塩水と8%の食塩水があります。これらの2つの量を合わせて500gです。求めたい量が16%の食塩水の量ですので、こちらの量を xgとおきます。このとき、8%の食塩水の量は (500-x)gとなります。

食塩の量から不等式を立てる

食塩水の問題は「食塩水の量」と「食塩の量」両方とも考えておくとスムーズに問題が解けます。今回の問題の場合は「食塩水の量」は500gと決まっていますので、「食塩の量」を考えて不等式を立てます。16%の食塩水 xgの中に食塩は \displaystyle \frac{16}{100}xg、8%の食塩水 (500-x)gの中に食塩は \displaystyle \frac{8}{100}(500-x)g含まれています。これらの食塩水を混ぜると、その中に含まれる食塩の量はそれぞれに含まれている食塩の量の和ですので \displaystyle 40+\frac{2}{25}xgになります。9%の食塩水500gに含まれている食塩の量は \displaystyle 500\times \frac{9}{100}=45g、10%の食塩水500gに含まれている食塩の量は \displaystyle 500\times \frac{10}{100}=50gとなります。したがって、立てるべき不等式は

 \displaystyle 45\leqq 40+\frac{2}{25}x\leqq 50

となります。この不等式を解くと

 \displaystyle \frac{125}{2}\leqq x\leqq 125

となります。これにより16%の食塩水は \displaystyle \frac{125}{2}=62.5g以上 125g以下にすれば良いことがわかります。

いかがだったでしょうか?

文章題が苦手な方が多いようなので、今週は文章題を中心に扱っていこうと思います。

問題文を理解して文字式・数式に変換することができれば良いのですが、そこが難しいところかもしれません。

ヒントは必ずある問題ですので、そこがどこなのかをおさえながら次回以降解説していこうと思います。

 

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