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解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!
今週は2016年実施の徳島県教員採用試験専門教養数学の問題です。
今回は中高共通第5問です。
今回の問題の原文
ベクトルがを満たすとき、次の(1)・(2)の問いに答えなさい。
(1)をを用いてそれぞれ表しなさい。
(2)の最大値と最小値を求めなさい。
今回の問題について
難易度は☆☆☆です。
与えられた条件からベクトルの大きさの最大値と最小値を求める問題です。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
今回の問題の解説
2つの式からとを求める
連立方程式の加減法のようにどちらかのベクトルを消去していきます。条件式から
となりますので、となります。また、
ですので、となります。
(1)をヒントに(2)を解く
先ほど、とをとを用いて表しました。これを用いると
となります。とのなす角をとすると、であることより
となります。ですのでです。したがって、の最大値は、最小値はであることがわかります。
いかがだったでしょうか?
問題構成に注目すると、(1)は(2)のヒントになっているようです。
「どうしてこんな問題が設定されているのか?」ということを考えてみるとわかるかもしれません。
結構、前の問題がヒントになっていたりするので活用しても良いかもせれません。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
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