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今週は2016年実施の徳島県教員採用試験専門教養数学の問題です。
今回は中高共通第4問です。
今回の問題の原文
1辺の長さがの正四面体において、辺上の点を、辺上の点を、辺をに内分する点をとおく。次の(1)・(2)の問いに答えなさい。
(1)の最小値を求めなさい。
(2)(1)のとき、の面積を求めなさい。
今回の問題について
難易度は☆☆☆☆です。
正四面体に関する問題です。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
今回の問題の解説
空間図形の問題ですが、線分に関する問題ですので展開図を考えて話を平面に持っていきます。
展開図を考える
展開図を描いてみると次のようになります。
この図の赤線はが最小になるときのものです。この図を参考にして解き進めていきます。
は1辺の正三角形ですのでです。また、ですので、に余弦定理を用いると
となります。なのでとなります。この値がの最小値になります。
の面積を求める
三角形の面積を求めるためには
・底辺と高さを求める
・2辺とその間の角のを求める
のどちらかを進めれば良いですが、今回の場合は前者で進めるのは難しいです。ですので、後者で進めます。
辺はそれぞれと平行ですので、線分の比で線分と線分の長さを求めると
となります。したがってなのでです。また、は1辺の長さがの正三角形ですのでです。よって、の面積は
いかがだったでしょうか?
空間図形の問題は平面に落とし込むとわかりやすくなることが多いです。
展開図を考えてみたり、必要な部分の平面を取り出したりしますが、今回の問題は複数の面が絡んでいますので展開図を考えるのが良さそうです。
意外と中学内容の知識も必要そうです。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
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