ご訪問ありがとうございます!
解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!
今週は2008年実施の徳島県教員採用試験専門教養数学の問題です。
今回はネタ切れのため、2004年中高共通第2問です。
今回の問題の原文
平面上の3点を頂点とするの面積を直線が二等分するようにの値を求めよ。
今回の問題について
難易度は☆☆☆☆です。
図形の面積を2等分する直線を求める問題です。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
今回の問題の解説
まず、の面積を求めてみます。線分が軸上にありますので、これを底辺と見ると、高さは点の座標になります。したがって、の面積は
となります。この面積を2等分するということは、割った2つの部分の面積がともにになれば良いということになります。
そこで、この三角形を直線で割ってみることを考えてみます。図で表すと以下のようになります。
青い線が、赤い点線がです。辺と直線との交点をとすると、の面積は、点の座標がですのでとなります。この値はより大きくなりますので、求める直線は赤い点線より下側にあります。このとき、は線分を通ることになります。ちなみに、正解の直線は以下の図の赤い点線になります。
直線と辺との交点をそれぞれとすると、点の座標は、点の座標は、連立方程式
をについて解いてとなります。点が線分上にありますのでであることに注意します。よって、の長さは
ですので、となります。あとは直線と点との距離を求めればの面積を求めることができます。この距離はですので、の面積はを用いて表すと
となります。この値がとなれば良いので、の方程式を解くととなります。
いかがだったでしょうか?
の値を求めるときにの面積がであることを使いました。
底辺を、高さを点の座標として計算したほうが楽だったかもしれません。
いずれにせよ、点と点の座標をを用いて表す必要があるので、そこが一番大変でした。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
Twitterで更新を報告しています!フォローよろしくお願いします(・ω・)