マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

徳島県教員採用試験の問題【2015年中高共通第3問】

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今週は2015年実施の徳島県教員採用試験専門教養数学の問題です。

今回は中高共通第3問です。

今回の問題の原文

自然数 A素因数分解したところ A=2\times 3^{2}\times a^{2}となり、 Aの約数の総和は 5187となった。素数 aを求めなさい。

今回の問題について

難易度は☆☆☆です。

素因数分解に関する問題です。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

素因数分解と約数の総和が与えられているので、これらをヒントに問題を解いていきます。

約数の総和から方程式を立てる

自然数 A A=2\times 3^{2}\times a^{2}素因数分解できますので、自然数 Aの約数の総和は

 (1+2)(1+3+3^{2})(1+a+a^{2})

となります。自然数 Aの約数の総和が 5187ですので

 (1+2)(1+3+3^{2})(1+a+a^{2})=5187

という方程式が成り立ちます。この方程式を解いていくと

 \begin{eqnarray*} 3\times 13(a^{2}+a+1)&=&5187\\ a^{2}+a+1&=&133\\ a^{2}+a-132&=&0\\ (a+12)(a-11)&=&0\end{eqnarray*}

 aは正の整数でかつ素数ですので a=11となります。

いかがだったでしょうか?

例えば、自然数 N N=a^{l}\times b^{m}\times c^{n}素因数分解できるとき、自然数 Nの約数の総和は

 (1+a+a^{2}+\cdots +a^{l})(1+b+b^{2}+\cdots b^{m})(1+c+c^{2}+\cdots +c^{n})

となります。これを知っておくとすぐに解くことができる問題でした。

 

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