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今週は2014年実施の徳島県教員採用試験専門教養数学の問題です。
今回は中高共通第6問です。
今回の問題の原文
次の条件によって定められる数列がある。あとの(1)・(2)の問いに答えなさい。
(1)一般項を求めなさい。
(2)を求めなさい。
今回の問題について
難易度は☆☆☆☆です。
漸化式の問題です。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
今回の問題の解説
漸化式には形によって解き方が決まっています。今回の漸化式は2項間漸化式ですので、その2項の関係を見ていくと方針が見えてきます。
2項間の関係を見てみる
漸化式を変形するととなりますが、このままでは一般項を求めることが難しいです。そこで、「に関する式に関する式」にできないかを考えてみます。出てきた式の両辺にで割ると
という関係式が出てきます。とおくととなりますので、より見通しが立てやすくなります。この関係式とであることから、数列が初項、公比の等比数列であることがわかりますので、となります。あとは置き換えをもとに戻して整理するととなります。
和を求める
必要なことはをの式で表すことですが、この式は公式として教科書には載っていません。ですので、自力で求める必要があります。
とおくと
となりますので、この両辺をで割るとより
となります。これを用いてを求めると
となります。
いかがだったでしょうか?
少し工夫が必要な漸化式の問題でした。
初見だと難しいかもしれません。
特に後半の和を求める問題はやり方を知っておかないと求めることができなさそうです。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
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