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解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!
今週は教員採用試験で出題された数列の問題です。
今回の問題は京都市教員採用試験で出題された問題です。
今回の問題について
難易度は☆☆☆☆です。
数列の取り方がヒントですが、これがうまく使えるかどうかがポイントになりそうです。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
今回の問題の解説
まずは、数列の与え方から、この数列の一般項を求めてみます。
数列の一般項を求めるには
・等差数列か等比数列であることを導く
・漸化式を導く
この2択になるかと思います。
効率が良いのは後者の漸化式を導く方法でしょうか。
等差数列、等比数列どちらかわからない場合にも使えます。
数列の定義から漸化式を立てていきますが、いきなりやろうとすると方針が見えませんので、くらいまで実験をしてみて、規則性を見つけていきます。
こんな感じで実験をしてみると、最後2つの因数に注目すると
という関係式があることがわかります。
この関係式の両辺にをかけると
という関係式が出てきます。この関係式から
が成り立つこともわかりますので、この関係式を使って数列の一般項を求めます。
3項間漸化式は、特性方程式を解いて、その解に応じて漸化式を変形するのですが、今回の場合の特性方程式は
となります。
この特性方程式の解はですので、漸化式は次の2通りに式変形ができます。
式(1)について考えてみます。
この式は数列の関係式であると考えると、初項は、公比の等比数列となりますので
ということになります。
式(2)について考えますと、数列の関係式であると考えれば、初項、公比の等比数列となりますので
ということになります。式(3)と式(4)からを求めますと
になります。
数列の一般項を数列の項を用いて表すと
となりますので、先ほど求めたを用いてを求めます。
いかがだったでしょうか?
数列の関係式を導くことが少し難しいです。
どうにかして定義式に持っていけないか、という考えをしていかないといけないのかもしれません。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
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