マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

徳島県教員採用試験の問題【2009年中高共通第2問】

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今週は2009年実施の徳島県教員採用試験専門教養数学の問題です。

今回は中高共通第2問です。

今回の問題の原文

次の定理が成り立つことを証明しなさい。

 \triangle ABCにおいて、 \angle Aの二等分線と辺 BCとの交点を Dとすると、 Dは辺 BC AB:BCに内分する」

今回の問題について

難易度は☆☆☆です。

角の二等分線に関する定理の証明です。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

今回証明する定理は図形の分野でよく用いられるものですので、覚えておくほうが良いです。このブログでも度々お世話になっています。今回は解説ではなく証明をつけておきます。

定理の証明

以下は参考図。

 Cを通り、直線 ADに平行な直線と直線 ABとの交点を Eとする。

平行線の同位角は等しいので \angle BAD=\angle AEC…①

平行線の錯角は等しいので \angle DAC=\angle ACE…②

直線 AD \angle Aの二等分線なので \angle BAD=\angle DAC…③

①、②、③より \angle AEC=\angle ACE

したがって、 \triangle ACE AE=AC…④の二等辺三角形である。

 AD//ECなので BD:DC=AB:AEである。

④より BD:DC=AB:AC

いかがだったでしょうか?

この定理に関しては中学用の問題集にも載っています。

中学3年の「図形と相似」の「平行線と比」の項目に載っていますので、ご確認いただければと思います。

私は高校の問題集で見た記憶があるのですが、もう載っていないのかなぁ?

 

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