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今週は東京都立大学2021年・2022年の問題です。
今回は2021年文系学部前期日程第2問です。
今回の問題の原文
平面上にとなるを考える。の2等分線と辺の交点をとする。ををみたす実数とし、辺をに内分する点をとする。線分と線分の交点をとする。以下の問いに答えなさい。
(1)を求めなさい。
(2)の面積を求めなさい。
(3)の面積を求めなさい。
(4)の面積との面積の比がとなるようなの値を求めなさい。
今回の問題について
難易度は☆☆☆です。
三角形の面積比からの値を求める問題です。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
今回の問題の解説
に余弦定理を用いると
となりますので、となります。
したがって、の面積は
となります。また、線分はの2等分線ですので、点は線分をに内分します。
との高さは共通ですので、面積比はとなります。
よっての面積はとなります。
ですので、となります。
また、メネラウスの定理を用いるととなります。
面積比がとなるとき
となりますので、これを満たすを求めるととなります。
いかがだったでしょうか?
面積比の問題は時々目にしますが、高校入試でもよく見られます。
このようなタイプの問題は線分比や高さの比に注目すれば解くことができます。
特に高さが同じ場合が多いですので、そこに注目すれば面積比が線分の比に一致することがわかるかと思います。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
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