マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

共通テスト前の確認数学Ⅰ+A編【確率+α】

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今週は共通テスト前の確認数学Ⅰ+A編です。

今回は数学Ⅰ・数学Aのまとめ問題です。

今回の問題の原文

(1)さいころを2回振り、出た目を順に a,\ bとする。2次関数 y=x^{2}-ax+bを考えるとき、この2次関数のグラフと x軸が異なる2点で交わる確率と放物線の軸が直線 x=2より右側にある確率をそれぞれ求めよ。

(2)さいころを2回振り、出た目を順に a,\ bとする。 \displaystyle \sin{\theta }=\frac{\sqrt{a}}{b}を考えるとき、この式を満たす実数 \theta が存在する確率を求めよ。

(3)さいころを3回振り、出た目を順に a,\ b,\ cとする。 100a+10b+cが偶数になる確率と3の倍数になる確率をそれぞれ求めよ。

今回の問題について

難易度は☆☆☆☆です。

確率と他単元との融合問題です。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

(1)2次関数 y=x^{2}-ax+b x軸との交点が2つある条件は、 x^{2}-ax+b=0の判別式を Dとすると D=a^{2}-4bとなります。条件は D\gt 0ですので、 a^{2}-4b\gt 0を満たす出目の組 (a,b)を数え上げます。これが 17通りあるので、求める確率 は \displaystyle \frac{17}{36}となります。

また、放物線の軸が直線 x=2より右側にあるのは a=5または a=6のときですので、求める確率は \displaystyle \frac{1}{3}となります。

(2) -1\leqq \sin{\theta }\leqq 1を満たしているとき、実数 \theta が存在します。ですので、 \displaystyle \sin{\theta }=\frac{\sqrt{a}}{b}を満たす \theta が存在するには、 a bが1から6までの自然数であることから \displaystyle \frac{\sqrt{a}}{b}\leqq 1を満たす (a,b)を数え上げます。これが 29通りありますので、求める確率は \displaystyle \frac{29}{36}となります。

(3) 100a+10b+cが偶数になるには c 2,\ 4,\ 6のいずれかになれば良いので、偶数になる確率は \displaystyle \frac{1}{2}となります。

3の倍数となるのは a+b+cが3の倍数となれば良いので、求める確率は \displaystyle \frac{1}{3}となります。

いかがだったでしょうか?

今回は数え上げが必要な確率の問題を作成しました。

共通テストでは出ないかと思いますが、2次試験や私立入試では確率と他の単元を合わせて出すことがよくあります。

ですので、1つの単元だけでなく多くの単元にまたがった問題が解けるようにしておく必要がありそうです。

 

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