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解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!
今週は共通テスト前の確認数学Ⅱ+B編です。
今回は三角関数です。
今回の問題の原文
(1)のとき、関数
の最大値と最小値を求めよ。
(2)のとき、関数
の最大値と最小値を求めよ。
今回の問題について
難易度は☆☆☆です。
三角関数の最大・最小問題です。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
今回の問題の解説
(1)このタイプの問題はか
に合わせます。
の方は式変形ができませんのでこれに合わせます。三角関数の相互関係を使えば
ですので、
を
だけの式で表すと
となります。見通しを良くするためにとおくと、
のとりうる値の範囲は
より
で、
は
となります。先ほど求めたの値の範囲内での
の最大値と最小値を求めます。
は
の2次関数で表されていますので、平方完成すると
となります。したがって、は
すなわち
のとき最大値
、
すなわち
のとき最小値
をとります。
(2)このタイプの問題はとおいて、置き換えた文字で式変形します。最近のこのタイプの入試問題では置き換えが指定されている場合が多いので、その通りに解き進めていけば置き換えた式の2次式か3次式になるはずです。3次式になった場合は3次関数を扱うことになりますので、導関数の知識が必要になります。
今回のパターンの問題は、三角関数の合成を必ず行います。最近の入試問題ではの形にするように問題設定がされています。三角関数の合成の公式は
ただし
でした。今回はとした場合ですので、この公式から
ただし
となります。また、のとりうる値の範囲は、
より
で、
を
で表すと
となります。これはの2次関数なので、平方完成による式変形を行うと
となります。したがって、は
のとき最大値
、
のとき最小値
をとります。
いかがだったでしょうか?
今回は三角関数の最大・最小問題を出題しました。
三角関数の単元のメインは加法定理です。これを自由自在に操れるかがポイントになります。
倍角の公式や三角関数の合成の公式のような加法定理と絡んだものが多く出てきていますので、一度証明してみても良いかもしれません。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
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