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今回は必要条件・十分条件の問題です。
目次
・今回の問題
・今回の問題について
・今回の問題の解説
・いかがだったでしょうか?
今回の問題
実数に関する条件を次のように定める。
このとき、と同値な条件は(ア)である。
また、の否定をと表すとき、はであるための(イ)
(ア)には適切な数式を、(イ)には「必要十分条件」、「必要条件であるが十分条件ではない」、「十分条件であるが必要条件ではない」、「必要条件でも十分条件でもない」のうちから1つ選び、解答せよ。
今回の問題について
中村学園大学2021年の一般入試で出題された問題です。
(ア)のところも選択式ですが、今回は選択肢を省略しています。
今回の問題の解説
条件は次のように変形ができます。
したがって、条件と同値な条件はです。これが(ア)の答えです。
この条件を否定するととなります。
よって、(イ)を解答するためには、2つの命題
(1)
(2)
の真偽を調べます。
条件と同値な条件は
と変形ができますのでです。
ですので、(1)の命題はからかつが仮定です。
このとき、を満たしますので、命題(1)は真の命題です。
(2)の命題については、とするとを満たしていますが、ですので、これが反例となっています。
したがって、(2)の命題は偽の命題となります。
以上から、(イ)に入るのは「十分条件であるが必要条件ではない」となります。
いかがだったでしょうか?
前半では同値な条件を探すことになっていますが、これが後半につながるヒントになっています。
同値な条件がわかると解答するのが楽になる場合があるようです。
特に等式や不等式の問題は今回のように、簡単な同値な条件に直してから考えると良いかもしれません。
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