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解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!
今週は文章題について解説します。
今回は微分を使って解く文章題です。
今回の問題について
難易度は☆☆☆です。
球に内接する直円柱の体積の最大値を求める問題です。問題文については上の画像をご参照ください。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
今回の問題の解説
空間図形の対称性を使って直円柱の高さを文字でおく
図を描くとこのようになります。青が球、赤が直円柱で、求める最大値は球と直円柱が被っている部分の空間図形の体積です。
球の中心から直円柱の底面からの距離をとおくと、直円柱の高さは空間図形の対称性からです。ここで、の取り得る値の範囲は球の半径が6であることからです。底面の円の半径は、三平方の定理よりとなりますので、直円柱の体積をとすると
となります。これをの関数と扱って最大値を求めていきます。
導関数を求めての最大値を求める
をで微分した関数をとすると
となります。したがって、の増減は次のようになります。
この増減表からはのとき最大値を取ることがわかります。高さはであることに注意してください。
いかがだったでしょうか?
このタイプの問題は大学入試だけでなく教員採用試験でもよく出るようです。
まずは関数で表せないかどうかを考えてみると良さそうです。
関数の最大・最小は導関数を求めて増減を調べると求められます。
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