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解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!
今週は2010年実施の徳島県教員採用試験専門教養数学の問題です。
今回は高等学校第1問です。
今回の問題の原文
関数について、次の(1)〜(4)の問いに答えなさい。
(1)導関数を求めなさい。
(2)関数の最大値とそのときのの値を求めなさい。
(3)とするとき、定積分を求めなさい。
(4)極限値を求めなさい。
今回の問題について
難易度は☆☆☆☆です。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
今回の問題の解説
分数関数の微分は普通であれば商の微分の公式を使って求めますが、積の微分の公式を使うほうがわかりやすいかもしれません。次のように考えてみてください。
これで商の導関数の公式は忘れても大丈夫です。これにより、関数の増減は以下のようになります。
この増減表からだと、の値を無限に小さくするとが無限に大きくなる可能性があります。ですので、極限値を求めておく必要があります。ですので、の最大値は、増減表からのときとなります。
であることから
となります。この問題が(4)へのヒントになります。(4)については区分求積法により
最後の計算は先ほどの積分の計算の結果を用いています。
いかがだったでしょうか?
数学Ⅲの範囲の試験問題は基礎問題が多いですので、基礎問題をしっかり解けるようにしておくと良いかもしれません。
基礎が難しいので勉強するのが大変かもしれませんが…頑張るしかないですね。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
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