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解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!
目次
・今回の問題
・今回の問題の原文(記述式)
・今回の問題について
・今回の問題の解説
・いかがだったでしょうか?〜解いてみた感想〜
今回の問題
今週は2019年実施の徳島県教員採用試験専門教養数学の問題です。
今回は中高共通第4問です。
今回の問題の原文(記述式)
正の定数に対して、関数を次のように定めるとき、(1)・(2)の問いに答えなさい。
(1)とおくとき、の最小値を求めなさい。また、そのときのの値を求めなさい。
(2)の最小値と、そのときのの値を求めなさい。
今回の問題について
難易度は☆☆☆です。
指数関数に関する最大・最小問題です。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
今回の問題の解説
今回の問題は置き換えによる誘導が付いていますので、問題の設定通りに解いていくと大丈夫です。
の取り得る値の範囲を調べる
と置き換えしましたので、このの取り得る値の範囲を調べておきます。は1ではない正の定数なので、です。したがって、相加平均と相乗平均の関係より
となります。等号成立はのときですが、これを調べていくと
となります。よりですのでであることがわかります。したがってはのとき最小値をとります。
の最小値を求める
をの式で表します。置き換えによる式の両辺を2乗するととなりますが、この式からが得られます。よって、をの式で表すと
となります。これはの2次関数ですので、平方完成を行って最小値を求めます。導関数を求めて最小値を求める方法もあります。
平方完成を行う場合
平方完成すると
となりますので、最小値はすなわちのとき最小値をとることがわかります。
導関数を用いる場合
ですので、関数の増減は次のようになります。
この増減表からすなわちのとき最小値をとることがわかります。/p>
いかがだったでしょうか?〜解いてみた感想〜
今回のような指数関数の最大・最小問題はよく見かける問題です。
解き方も今回のような手順です。
注意しないといけないのは、置き換えた文字の取り得る値の範囲を求める際に相加平均と相乗平均の関係を用いるところです。
相加平均と相乗平均の関係は使える条件がありますので、そこをチェックしておく必要があります。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
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