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解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!
今週は2017年実施の徳島県教員採用試験専門教養数学の問題です。
今回は中高共通第6問です。
今回の問題の原文
次の条件によって定められる数列がある。次の(1)・(2)の問いに答えなさい。
(1)とおく。数列、の一般項をそれぞれ求めなさい。
(2)は何桁の整数か求めなさい。ただしとする。
今回の問題について
難易度は☆☆☆☆です。
対数関数に置き換える漸化式の問題です。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
今回の問題の解説
問題の指定通りに置き換えをする
問題にと置き換えをするように指示が出ていますので、その指示通りに置き換えを行います。次の対数関数の性質に注意して変形を行います。
置き換えにより漸化式は
と変形できます。このタイプの漸化式はを満たすを求めてと変形することができます。このを求めるととなりますので、漸化式は
と変形することができます。また、ですので、であることがわかります。したがって、数列は初項が、公比がの等比数列ですので
となります。したがって、となります。置き換えをもとに戻すととなります。
の桁数を求める
先ほど求めたにを代入するととなります。この数の桁数を求めます。この数の常用対数の値を求めると
となりますので、は桁の整数であることがわかります。
いかがだったでしょうか?
今回のタイプの漸化式の問題は旧帝大系の難関大学で出題されることがあるようです。
対数関数に関する知識も必要ですので、復習をしておきたいところです。
置き換えができれば、あとは漸化式を解いて置き換えを戻すだけですが、ここでも指数関数と対数関数に関する知識が必要です。
指数関数と対数関数がメインの問題はあまり見かけませんが、今回のように影で使うことは多いのでマークしておきたいところですね。
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