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解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!
今週は首都大学東京2017年・2018年の問題です。
今回は2018年文系学部前期日程第4問です。
今回の問題について
難易度は☆☆☆です。
正四面体に関する問題です。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
今回の問題の解説
おそらく、ベクトルを使うか三角比を使うかして解くのかと思いますがほぼ中学の知識で解けますので、その方法で解説します。
図形の問題は図に描くと解く方針が見えてきます。図に描くと以下のようになります。
上の正四面体の面がすべて正三角形であることに注意します。
点は辺の中点ですので、三平方の定理より
したがってです。
点は辺の中点ですので、先ほどと同じ理由でとなります。
中点連結定理よりであることと、がの二等辺三角形であることから、点から辺に下ろした垂線の長さは三平方の定理を用いるとであることがわかります。
よって、の面積は
となります。
点からに垂線を下ろし、その交点をとすると、を下にして四面体を真上から見ると点は線分の垂直二等分線にきますので、点は辺の垂直二等分線上にあります。
辺の中点をとするとです。
とおくと、はの直角三角形、はの直角三角形ですので、三平方の定理でを2通りで表して方程式を作ると
となります。この方程式を解くとですのでとなります。
の面積は、とが相似な図形で相似比がですので、面積比がであることから
したがって、四面体の体積はとなります。
四面体の底面をとみると、点からに下した垂線との交点がですので
が成り立ちます。求めたものをすべて代入すると
となります。この方程式からの値を求めるととなります。
いかがだったでしょうか?
空間図形の問題は高校で習った三角比に関する定理、図形に性質による定理やベクトルを使うと楽に解けるかと思います。
ですが、中には今回のようにほとんど中学で習うような知識で解けるような問題も存在するようです。
出題意図とずれているのかもしれませんが、このような解き方が別の大学の入試問題で見つかったら紹介していこうと思います。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
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