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解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!
今週は首都大学東京の2011年・2012年の問題です。
今回は2011年文系学部前期日程第4問です。
今回の問題について
難易度は☆☆☆☆です。
積の形で表された数列に関する問題です。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
今回の問題の解説
数列の具体的な数値を求める問題は、数値を実際に入れてみて求めていきます。
ですので
となります。この法則からであることが推測されます。
これが正しいことは数学的帰納法により証明します。
のときは先ほど求めた通り正しいです。
のときこの推測が正しいと仮定して、のときを考えると、の定義から
ですので、
となり、のときも推測が正しいことが証明できます。
したがって、数列の一般項はであることがわかります。
をみたすを求めると、
ですので、この不等式を整理すると
となりますので、この2次不等式を解くとよりとなります。
であることに注意すると、この不等式をみたす最小の自然数の値は201となります。
いかがだったでしょうか?
推測するところまではそこまで難しくはないかと思います。
最後の不等式をみたす最小の自然数を求めることが難しいかと思います。
根号を含む値の大小関係さえ分かれば求められますが、ここに慣れるためにはたくさん問題を解くしかないのでしょうか…。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
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