マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

三角関数の問題ver.20220531

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今週は教員採用試験で出題された三角関数・指数関数・対数関数の問題です。

今回は宮城県仙台市教員採用試験で出題された三角関数の問題です。

今回の問題について

難易度は☆☆☆です。

倍角の公式を使って2次関数に帰着します。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

置き換えの誘導がありますので、その置き換えを使って tの関数で表します。

 -4\sin{x}-4\cos{x}の部分は -4でくくって -4tとすることができますが、 \sin{2x}をどのように tで表すか?というところです。

倍角の公式より \sin{2x}=2\sin{x}\cos{x}となります。

一方、 t^{2}を考えると、先ほどの倍角の公式と三角関数の相互関係を用いると

 t^{2}=1+\sin{2x}

となりますので、 \sin{2x}=t^{2}-1のように \sin{2x} tで表すことができます。

三角関数の合成を用いると

 \displaystyle t=\sqrt{2}\sin{(x+\frac{\pi }{4})}

となりますが、 xの値の範囲に注意すると、 tのとりうる値の範囲は -1\leqq t\leqq \sqrt{2}となります。

したがって、 y tで表すと

 y=2t^{2}-4t-1\ \ (-1\leqq t\leqq \sqrt{2})

となります。

方程式 2\sin{2x}-4sin{x}-4\cos{x}+1=aの解の個数は、曲線 y=2t^{2}-4t-1\ (-1\leqq t\leqq \sqrt{2}) y=aとの交点の個数を数えれば解の個数がわかります。

いかがだったでしょうか?

今回のような三角関数の問題では置き換えによって2次関数か3次関数にして考えることが多いです。

そのままで考えるのもアリかもしれませんが、導関数の符号を調べるのが大変です。

ここは素直に置き換えを使うのが一番良さそうです。

 

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