ご訪問ありがとうございます!
解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!
今週は教員採用試験で出題された図形の問題です。
今回は山口県教員採用試験で出題された問題です。
今回の問題について
難易度は☆☆☆です。
空間座標が与えられています。ベクトルを使っても使わなくても解けます。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
今回の問題の解説
(1)実際の問題では2通りの解き方が要求されていますので、それぞれで解説をしていこうと思います。
①余弦定理を用いる方法
の3辺の長さを求めます。
これらの長さは座標から求めることができますので、2点間の距離の公式を使うと
となります。ここでに余弦定理を用いると、次のようになります。
②ベクトルを用いる方法
ベクトルを用いて余弦の値を求めるときは、ベクトルの内積を用います。
座標が与えられている場合は、ベクトルは成分表示で表します。
となりますので、それぞれのベクトルの大きさとこの2つのベクトルの内積は
ですので、ベクトルを用いた場合のの求め方は
となります。
の面積を求める際にの値が必要となりますが、これは先ほど求めたから三角比の相互関係を使って求めることができます。
となります。これを使っての面積を求めると次のようになります。
原点からに下ろした垂線の長さを求めるには、四面体の体積から求めたほうが良さそうです。
その理由は、のどの2本の直線も垂直だからです。
ということは、四面体の体積はで求めることができます。
この体積の値から、次は底面をと考えて四面体の体積を求める方法を考えれば、原点からに下ろした垂線の長さが求められます。
いかがだったでしょうか?
解き方を複数用意しておかないといけない問題でした。
大学の入試問題であれば解き方は1通り示せば良いので、この問題と比べれば楽かもしれません。
学習指導要領を考慮すると解き方を複数用意しておかないといけないということでしょうか。
教える対象者が変わったら教えるべき内容も変わってしまいますので相手が理解できるような解法を用意してあげられるようにしたいですね。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
Twitterで更新を報告しています!フォローよろしくお願いします(・ω・)