ご訪問ありがとうございます!
解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!
今週は数と式・整数の性質に関する教員採用試験の過去問からの出題です。
今回は埼玉県・さいたま市教員採用試験で出題された過去問です。
今回の問題について
難易度は☆☆☆☆です。
対称式をうまく使わないといけない問題です。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
今回の問題の解説
2式の条件式を使っての値を求めていきます。
からとなりますので、
となります。一方、の左辺を変形すると
となりますので、を代入すると
になりますが、移項して両辺を3で割ることにより
となります。したがってです。
前半は後半のヒントになっています。
最初に与えられた2式の条件と、先ほど求めたという条件を使って整数の組を求めます。
となります。
普通であればの値を求めて3次方程式を立てての値を求めるという方針が見えてくると思いますが、この場合、の値を求めなければいけません。
しかし、今の時点で持っている条件からでは値が求められません。
そこですべてが整数であることを用いります。
が整数であることと③と④から、答えの候補は
の4つに絞られます。これにより、4つの連立方程式が立ちますので、それぞれ解くと順に
となります。
実際の問題と少し変えてありますが、実際の問題はこの4つを解答して正解となります。
いかがだったでしょうか?
教員採用試験の問題は大学入試で出るような問題が7割くらいと教員採用試験特有の問題が3割くらい出題されている傾向にあるようです。
大学入試で出てくような問題の難易度は、聞いた話だと日東駒専・産近甲龍くらいのレベルだそうですが、それならMARCH・関関同立くらいのレベルが解ければ心配無さそうです。
ということは、教員採用試験の問題を解くことも大学入試の対策になる⁉ような気がします。
実力養成になりそうなので大学受験生の方も教員採用試験の問題にぜひチャレンジしてほしいと思います。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
Twitterで更新を報告しています!フォローよろしくお願いします(・ω・)