マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

必要条件・十分条件の問題【2022年宮城大学総合選抜】

ご訪問ありがとうございます!

解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!

今回は必要条件・十分条件の問題です。

目次

今回の問題
今回の問題について
今回の問題の解説
いかがだったでしょうか?

今回の問題

 x,\ yは実数とする。

(1) (x-1)(y-2)=0 x=1または y=2であるための( )

(2) \triangle ABCが鋭角三角形であることは \angle A\lt 90^{\circ }であるための( )

(3) \triangle ABCが鈍角三角形であることは \angle A\gt 90^{\circ }であるための( )

( )には「必要十分条件」、「必要条件であるが十分条件ではない」、「十分条件であるが必要条件ではない」、「必要条件でも十分条件でもない」のうちそれぞれどれが適するか。

今回の問題について

2022年の宮城大学総合選抜で出題された問題です。

公立大学でも必要条件・十分条件に関する問題が出題されているようです。

今回の問題の解説

(1)の問題について

命題 (x-1)(y-2)=0\Longrightarrow x=1または y=2の真偽を調べます。

 (x-1)(y-2)=0ならば x-1=0または y-2=0が成り立ちます。

したがって、 x=1または y=2であることが言えますので、この命題は真の命題となります。

命題 x=1または y=2\Longrightarrow (x-1)(y-2)=0の真偽を調べます。

 x=1のとき、 x-1=0ですので (x-1)(y-2)=0が成り立ちます。

 y=2のとき、 y-2=0ですので (x-1)(y-2)=0が成り立ちます。

したがって、この命題は真の命題となります。

以上から、 (x-1)(y-2)=0であることは x=1または y=2であるための「必要十分条件」となります。

(2)の問題について

命題 \triangle ABCが鋭角三角形 \Longrightarrow \angle A\lt 90^{\circ }の真偽を調べます。

鋭角三角形とは、三角形のすべての内角が鋭角である三角形のことをいいます。

鋭角とは角の大きさが 90^{\circ }より小さい角のことをいいますので、 \angle A\lt 90^{\circ }であることがいえます。

よって、この命題は真の命題になります。

命題 \angle A\lt 90^{\circ }\Longrightarrow \triangle ABCが鋭角三角形の真偽を調べます。

 \angle A=30^{\circ },\ \angle B=120^{\circ },\ \angle C=30^{\circ } \triangle ABC \angle A\lt 90^{\circ }を満たしていますが、この三角形は鋭角三角形ではありません。

したがって、この命題は偽の命題となります。

以上から、 \triangle ABCが鋭角三角形であることは \angle A\lt 90^{\circ }であるための「十分条件であるが必要条件ではない」となります。

(3)の問題について

命題 \triangle ABCが鈍角三角形 \Longrightarrow \angle A\gt 90^{\circ }の真偽を調べます。

 \angle A=30^{\circ },\ \angle B=120^{\circ },\ \angle C=30^{\circ } \triangle ABCは鈍角三角形ですが、 \angle A\gt 90^{\circ }を満たしていません。

よって、この命題は偽の命題となります。

命題 \angle A\gt 90^{\circ }\Longrightarrow \triangle ABCは鈍角三角形の真偽を調べます。

 \angle A\gt 90^{\circ }ですので \angle Aが鈍角となります。

したがって、 \triangle ABCは鈍角三角形になりますので、この命題は真の命題となります。

以上から、 \triangle ABCが鈍角三角形であることは \angle A\gt 90^{\circ }であるための「必要条件であるが十分条件ではない」となります。

いかがだったでしょうか?

(2)と(3)の問題は直感的にやると危険な問題ではないかと思います。

しっかりと立てるべき命題を立てて、真偽を調べていかないと正しい答えに行き着くことが難しいです。

(1)の問題は頻出問題です。

「または」と「かつ」には要注意です。

 

それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/

X(Twitter)で更新を報告しています!フォローよろしくお願いします(・ω・)

https://twitter.com/red_red_chopper