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今週は2012年実施の徳島県教員採用試験専門教養数学の問題です。
今回は中高共通第1問です。
今回の問題の原文
を実数とする。次の(1)〜(4)について、[ ]のは、ア「必要条件である」イ「十分条件である」ウ「必要十分条件である」エ「必要条件でも十分条件でもない」のうち、それぞれどれが最も適当か記号で答えなさい。
(1)が二等辺三角形であることはが直角三角形であるための[ ]
(2)はであるための[ ]
(3)かつはであるための[ ]
(4)はであるための[ ]
今回の問題について
難易度は☆☆☆です。
必要条件・十分条件を判定する問題です。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
今回の問題の解説
(1)は「が二等辺三角形ならばが直角三角形である」と「が直角三角形ならばが二等辺三角形である」という命題の真偽を判定していきます。これらの命題はともに偽ですので、答えは「必要条件でも十分条件でもない」です。
(2)は「ならばである」と「ならばである」という命題の真偽を判定します。前者は真、後者は偽ですので、答えは「必要条件である」となります。
(3)については「かつならばである」という命題はが反例となりますので偽、ならばかつである」という命題は真となりますので、答えは「必要条件である」となります。
(4)についてはであることはであるための必要十分条件です。これはの取り扱いの定義によります。
いかがだったでしょうか?
必要条件・十分条件の判定はセンター試験・共通テスト頻出の問題です。
命題の真偽が簡単に判定できる問題が多いですので、先ずは反例を挙げられるようにしておくと良いかもしれません。
真である場合も証明が簡単にできるものが多いです。
頭の中で考えてもいいくらいですね。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
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