マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

確率の文章題【黄色チャート数学Ⅰ+A問題97】

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解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!

今週は文章題を解説します。

今回は確率に関する問題です。

今回の問題について

難易度は☆☆☆です。

確率の文章題です。問題文については上の画像をご参照ください。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説
 Bにいる場合を考える

さいころを5回振ったあとの動点 Pの位置が Bにいるときがどのような時かを考えてみます。例えば5回とも1、2の目が出た場合、時計回りに2個隣に動かす操作を5回行うので最後には点 Eにいます。他の場合も順番に考えていくと、最後に点 Bにいる場合は

・1、2の目が0回、それ以外が5回

・1、2の目が2回、それ以外が3回

・1、2の目が4回、それ以外が1回

の場合が考えられます。

それぞれの場合の確率を求める

さいころを5回振ったあとに動点 Pが点 Bにいる場合は上の3つの場合です。それぞれの確率を求めますが、今回の試行は反復試行です。ですので、それぞれの確率は

・1、2の目が0回、それ以外が5回→ \displaystyle \left( \frac{2}{3}\right) ^{5}=\frac{32}{243}

・1、2の目が2回、それ以外が3回→ \displaystyle _{5}C_{2}\left( \frac{1}{3}\right) ^{2}\left( \frac{2}{3}\right) ^{3}=\frac{80}{243}

・1、2の目が4回、それ以外が1回→ \displaystyle _{5}C_{4}\left( \frac{1}{3}\right) ^{4}\left( \frac{2}{3}\right) ^{1}=\frac{10}{243}

となります。

和の法則で確率を求める

先ほどの3つの場合は同時には起こりませんので、確率を求めるときは先ほど求めた確率を足します。その和は \displaystyle \frac{122}{243}となります。これが求める確率です。

いかがだったでしょうか?

確率の問題は場合分けを行うことが多くなります。

しっかり場合分けを行い、それぞれが同時に起こるかどうかのチェックをすることが重要です。

ここができるようになってこれば数学ができるようになってくるかもしれません。

 

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