マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

徳島県教員採用試験の問題【2006年中学校第1問・高等学校第1問】

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今週は2006年実施の徳島県教員採用試験の専門教養数学の問題です。

今回は中学校第1問の問題です。

この問題は高等学校第1問の類題になります。

今回の問題の原文

方べきの定理を証明しなさい。

今回の問題について

難易度は☆☆☆です。

方べきの定理の証明です。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

今回の問題については、定理そのものの証明ですのでそのまま証明を記述します。状況は上の問題の2つの場合が考えられますが、いずれの場合も三角形の相似を証明して相似比を使って導き出します。

図1の場合

 \triangle APC \triangle DPBにおいて

円周角の定理より \angle CAP=\angle BDP…①

対頂角は等しいので \angle APC=\angle DPB…②

①と②より、2組の角がそれぞれ等しいので

 \triangle APC∽\triangle DPB

相似な図形の対応する辺の比は等しいから AP:DP=CP:BP

したがって AP\cdot AB=CP\cdot DP

図2の場合

 \triangle APC \triangle DPBにおいて

内接四角形の性質より \angle CAP=\angle BDP…①

共通な角なので \angle APC=\angle DPB…②

①と②より、2組の角がそれぞれ等しいので

 \triangle APC∽\triangle DPB

相似な図形の対応する辺の比は等しいから AP:DP=CP:BP

したがって AP\cdot AB=CP\cdot DP

いかがだったでしょうか?

定理の証明は大学入試でも出題されることがありますので、自力で証明できるようにしておきたいです。

教員採用試験においても指導法の問題で必要になる可能性もありますので、十分に理解しておくと良いと思います。

 

それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/

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