マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

徳島県教員採用試験の問題【2005年高等学校第1問】

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今週は2005年実施の徳島県教員採用試験の専門教養数学の問題です。

今回は高等学校第1問です。

今回の問題の原文

自然数 n n個連続して現れる数列

 1,2,2,3,3,3,4,4,4,4,5,5,5,5,5,6,6,\cdots

がある。この数列 \{ a_{n}\}について、次の(1)・(2)の問いに答えなさい。

(1)この数列 \{ a_{n}\}の第300項を求めなさい。

(2)この数列 \{ a_{n}\}の第300項までの和を求めなさい。

今回の問題について

難易度は☆☆☆です。

群数列の問題です。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

 \displaystyle \frac{1}{2}n(n-1)\leqq 300\leqq \frac{1}{2}n(n+1)を満たす自然数 nを求めると n=24になります。このとき、 \displaystyle \frac{1}{2}n(n+1)=300となりますので、 a_{300} 24である項の最後の項であることがわかります。したがって、数列 \{ a_{n}\}の第300項までの和は

 \displaystyle \sum_{k=1}^{300}a_{k}=\sum_{k=1}^{24}k^{2}

 \displaystyle =\frac{1}{6}\times 24\times 25\times 49=4900

となります。

いかがだったでしょうか?

群数列の問題は群分けをして、その群ごとでの規則性と元の数列の規則性を見ていきます。

群の最後の項に注目すると規則性が見えてくるかと思います。

特に群の最後の項が元の数列の何番目の項なのかを注目してみると良いです。

 

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