マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

首都大学東京の問題【2019年前期日程第2問】s

ご訪問ありがとうございます!

解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!

今週は首都大学東京2019年・東京都立大学2020年の問題です。

今回は2019年文系学部前期日程第2問です。

今回の問題について

難易度は☆☆☆☆です。

三角関数の最大・最小問題です。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

よく出題される三角関数についての最大・最小問題です。

元の問題にも誘導がついていますので、その通りに進めていくと答えに行き着くことができます。

 \displaystyle \sqrt{3}\sin{\theta }+\cos{\theta }=2\left( \frac{\sqrt{3}}{2}\sin{\theta }+\frac{1}{2}\cos{\theta }\right)

 \displaystyle =2\left( \cos{\frac{\pi }{6}}\sin{\theta }+\sin{\frac{\pi }{6}}\cos{\theta }\right)

 \displaystyle =2\sin{(\theta +\frac{\pi }{6})}

ですので \displaystyle x=2\sin{(\theta +\frac{\pi }{6})}となります。

 xの置き換えにより x^{2}=-\cos{2\theta }+\sqrt{3}\sin{2\theta }+2となりますので、 f(\theta ) xで表すと

 f(\theta )=x^{2}-2\sqrt{2}x-2

となります。関数が2次関数ですので、最大と最小は平方完成して求めます。

その前に xのとりうる値の範囲を求めておく必要があります。

 0\leqq \theta \leqq 2\pi を動きますので -2\leqq x\leqq 2です。

 x^{2}-2\sqrt{2}x-2=(x-\sqrt{2})^{2}-4

ですので、 f(\theta ) x=\sqrt{2}すなわち \displaystyle \theta =\frac{\pi }{12},\ \frac{7}{12}\pi のとき最小値 -4 x=-2すなわち \displaystyle \theta =\frac{4}{3}\pi のとき最大値[4\sqrt{2}+2]をとります。

いかがだったでしょうか?

このタイプの問題はよく出題されますので要チェックです。

最近の問題では置き換え方が問題にも設定されていますので、解くのは楽かと思います。

三角関数の問題では合成ができるようにしておかないと、このような問題を解くのが難しくなるかもしれません。

 

それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/

Twitterで更新を報告しています!フォローよろしくお願いします(・ω・)

https://twitter.com/red_red_chopper