マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

首都大学東京の問題【2014年前期日程第2問】

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今週は首都大学東京2013年と2014年の問題です。

今回は2014年文系学部前期日程第2問です。

今回の問題について

難易度は☆☆☆☆☆です。

条件を満たす点Pを求める問題です。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

 Pが直線 y=\sqrt{3}x上にあることから、直線 OP x軸とのなす角を \thetaとすると \tan{\theta }=\sqrt{3}ですので \theta =60^{\circ }となります。

 \triangle OAPの外接円の半径が 5であるときの点 Pの座標を (t,\sqrt{3}t)とすると

 AP=2\sqrt{t^{2}-t+1}

ですので、正弦定理より \displaystyle \frac{2\sqrt{t^{2}-t+1}}{\frac{\sqrt{3}}{2}}=10を満たします。

この tに対する方程式を解くと \displaystyle t=\frac{1\pm 6\sqrt{2}}{2}となりますので、点 Pの座標は

 \displaystyle \left( \frac{1\pm 6\sqrt{2}}{2},\frac{\sqrt{3}\pm 6\sqrt{6}}{2}\right)

となります。

 \angle P=45^{\circ }となるような点 Pの位置は、第1象限か第3象限にあるときですので、それぞれ場合分けをして考えます。

 Pが第1象限にあるとき、 OP=\sqrt{3}+1となりますので、点 Pの座標は ((\sqrt{3}+1)\cos{60^{\circ }},(\sqrt{3}+1)\sin{60^{\circ }})となります。

したがって \displaystyle P\left( \frac{1+\sqrt{3}}{2},\frac{\sqrt{3}+3}{2}\right)となります。

 Pが第3象限にあるときは ((\sqrt{3}-1)\cos{120^{\circ }},(\sqrt{3}-1)\sin{120^{\circ }})となります。

 \angle A 45^{\circ }で点 Pが第3象限にあるとき、点 Pから x軸に下ろした垂線の長さを kとすると k=3+\sqrt{3} OA=2であることより \triangle OAPの面積は 3+\sqrt{3}となります。

いかがだったでしょうか?

図を描くと解く方針が見えてくるのではないかと思います。

それぞれの問題で図が異なりますので、それぞれの問題に対する図を描いて考えていく必要があります。

面倒かもしれませんが、一つずつ丁寧にやっていかなければなりません。

 

それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/

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