マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

東京未来大学の問題ver.20220724

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今週は東京未来大学2016年の問題です。

今回は2日目の第4問です。

今回の問題について

難易度は☆☆☆です。

お馴染みの四面体の問題です。体積を求めます。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

頂点 Oから \triangle ABCに下ろした垂線の足を Hとするとき、この点 H \triangle ABCの外接円の中心になっていることに注意します。

 \angle BHC=120^{\circ }で、点 Hが3点 A,B,Cを通る円の中心になっていますので、円周角の定理より \angle BAC=60^{\circ }となります。

このことから、 \triangle ABCに正弦定理を用いると、 BC=7であることより \triangle ABCの外接円の半径は \displaystyle \frac{7\sqrt{3}}{3}であることがわかります。

条件 AB:AC=2:3から、 AB=2kとおくと AC=3kとなりますので、 \triangle ABC余弦定理を用いると k=\sqrt{7}となります。

ここまでくると、 \triangle ABCの面積を求めることができます。

 \displaystyle \triangle ABC=\frac{1}{2}\times 2\sqrt{7}\times 3\sqrt{7}\times \frac{\sqrt{3}}{2}=\frac{21\sqrt{3}}{2}

四面体の体積を求めるには、高さが必要ですが、これは \tan{\angle OAH}=2\sqrt{2}であることを用いて、 \displaystyle AH=\frac{7\sqrt{3}}{3}であることから

 \displaystyle OH=AH\tan{\angle OAH}=\frac{7\sqrt{3}}{3}\times 2\sqrt{2}=\frac{14\sqrt{6}}{3}

したがって、四面体 OABCの体積は

 \displaystyle \frac{1}{3}\times \triangle ABC\times OH=\frac{1}{3}\times \frac{21\sqrt{3}}{2}\times \frac{14\sqrt{6}}{3}=49\sqrt{2}

のように求めることができます。

いかがだったでしょうか?

問題文のヒントをうまく使えば解ける問題でした。

小さい目標を立てて、その目標に到達するために何が必要なのか、ということを考えながら進めると難なくクリアできそうです。

そのためには定理という道具が必要になります。道具はたくさん持っておきたいですね。

 

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