ご訪問ありがとうございます!
解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!
今週は共通テスト前の確認数学Ⅰ+A編です。
今回は図形と計量の問題です。
今回の問題の原文
1.において
とし、最も大きい角の大きさを
とする。このとき、次の問いに答えよ。
(1)の値を求めよ。
(2)の面積、外接円の半径、内接円の半径をそれぞれ求めよ。
2.円に内接する四角形において、
である。このとき、次の問いに答えよ。
(1)の値と対角線
の長さを求めよ。
(2)四角形の面積を求めよ。
今回の問題について
難易度は☆☆☆です。
図形と計量の単元の代表的な問題です。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
今回の問題の解説
図形と計量の単元で重要になる事項は「正弦定理」「余弦定理」「三角形の面積」です。
この3つを運用できるかどうかがカギになります。
(1)3辺の長さがわかっている場合は余弦定理での値をを求めます。角の大小は向かいの辺の大小と一致することを用いると
であることがわかります。余弦定理を用いると
三角比の相互関係を用いると
であることが求められます。
三角形の外接円の半径は正弦定理を用いると求めることができます。その値をとすると
であることより
となります。
三角形の面積は、2辺とその間の角のの値がわかれば求めることができます。今回の三角形の場合は
となります。三角形の内接円の半径は3辺と三角形の面積がわかれば求めることができます。内接円の半径をとすると
であることを用います。今回の三角形の場合は
が成り立ちますので、このに対する方程式を解いて
となります。
(2)円に内接する四角形の性質として「向かい合う角の和が」であることと
であることを用いて進めていきます。
に余弦定理を用いると
…①
に余弦定理を用いると
…②
が成り立ちます。①と②においてと
の連立方程式と見て解くと
となります。三角比の相互関係より
ですので、四角形
の面積を
とすると
となります。
いかがだったでしょうか?
三角形の外接円と内接円のそれぞれの半径と円に内接する四角形の問題は教科書を含んでもよく見かける問題です。
教科書の節末問題や章末問題でほぼ必ず出ています。
定理や公式は覚えるより運用できるかどうかが大事ですので、たくさん問題を解いて使い方を覚えてみてください。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
Twitterで更新を報告しています!フォローよろしくお願いします(・ω・)