マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

面積の問題ver.20220616

ご訪問ありがとうございます!

解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!

今週は教員採用試験で出題された総合問題です。

今回は愛媛県教員採用試験で出題された問題です。

今回の問題について

難易度は☆☆☆です。

微分積分と図形の知識が必要ですが、そこまで難しくはありません。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

下の図は与えられている関数のグラフ(黒色の線)と(3)の点 A,Bを通る円(赤色の線)になります。

直線 lは点 A(-2,-4)を通る比例のグラフですので y=2xです。

 Bは放物線 \displaystyle y=\frac{1}{2}x^{2}と直線 y=2xとの交点で原点ではないもの尼なりますので B(4,8)となります。

したがって、放物線 \displaystyle y=\frac{1}{2}x^{2}と直線 y=2xとで囲まれる部分の面積は

 \displaystyle \int_{0}^{4}\left( 2x-\frac{1}{2}x^{2}\right) dx=\frac{16}{3}

になります。

2点 A,Bを通る円は、直径が線分 ABとなりますので、線分 ABの中点が円の中心となります。

したがって、赤色の円の方程式は

 (x-1)^{2}+(y-2)^{2}=45

になります。この円と x軸との交点の x座標は、 xの方程式

 (x-1)^{2}+(0-2)^{2}=45

の実数解になりますが、この方程式を整理すると

 x^{2}-2x-40=0

となります。この2次方程式の判別式は正になりますので、異なる二つの実数解を持ちます。

この2次方程式の解を \alpha ,\beta とすると、2次方程式の解と係数の関係から

 \alpha \beta =-40

となりますが、この絶対値が OP\times OQの値になります。

いかがだったでしょうか?

見た目は中学数学っぽいですが、中身は高校数学でした。

数学Ⅱの知識がフルに必要です。

上手く知識を引っ張り出せるかが重要ですね。

 

それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/

Twitterで更新を報告しています!フォローよろしくお願いします(・ω・)

https://twitter.com/red_red_chopper