マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

ベクトルの問題ver.20220610

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解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!

今週は教員採用試験で出題されたベクトルの問題です。

今回は山形県教員採用試験で出題された問題です。

今回の問題について

難易度は☆☆☆です。

頻出の交点の位置ベクトルの問題です。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

(1)点 Cは辺 ABの中点になりますので \displaystyle \overrightarrow{OC}=\frac{1}{2}\overrightarrow{OA}+\frac{1}{2}\overrightarrow{OB}です。

 Dは線分 OC 2:1に内分する点ですので

 \displaystyle \overrightarrow{OD}=\frac{2}{3}\overrightarrow{OC}=\frac{1}{3}\overrightarrow{OA}+\frac{1}{3}\overrightarrow{OB}

となります。また、点 Dは線分 PQ上にもありますので

 \displaystyle \overrightarrow{OD}=kt\overrightarrow{OA}+l(1-t)\overrightarrow{OB}

と表すことができます。ベクトルの表し方はただ1通りですので

 \displaystyle kt=\frac{1}{3}かつ \displaystyle l(1-t)=\frac{1}{3}が成り立ちます。

この2式から \displaystyle \frac{1}{3k}+\frac{1}{3l}=1がいえますので \displaystyle \frac{1}{k}+\frac{1}{l}=3…①であることがわかります。

(2)余弦定理を用いると \displaystyle \cos{\angle AOB}=\frac{1}{2}ですので、 \overrightarrow{OA}\cdot \overrightarrow{OB}=3となります。

 PQ OAが垂直であることより -4K+3l=0…②が導かれますので、①と②の連立方程式を解いて \displaystyle k=\frac{7}{12},l=\frac{7}{9}となります。

いかがだったでしょうか?

ベクトルの表し方が1通りであることと垂直な2つのベクトルの内積が0であることがポイントです。

前半は関係式をうまく使わないと難しいかもしれません。

 

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