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今週は教員採用試験で出題されたベクトルの問題です。
今回は富山県教員採用試験で出題された問題です。
今回の問題について
難易度は☆☆☆です。
線分の比をベクトルを用いて求める場合とベクトルを用いない場合の2通りの解き方を考える問題です。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
今回の問題の解説
今回の問題はの線分比をベクトルを用いて求める場合とベクトルを用いないで求める場合の2通りを示す問題となっています。
ベクトルを用いない方法としては、と直線に対してメネラウスの定理を用いると容易にの比が求められます。
ベクトルを用いる場合は
(1)をとを用いて表す。
(2)点は直線上にあるので、となる実数を求める。
(3) (2)のの値からの比の値を求める。
という手順を踏んで進めていきます。
点は辺をに内分する点なので
点は直線上にあるので…①となる実数が存在します。
また、点は線分上にあるので、であることから、実数を用いて
…②
と表すことができます。
ベクトルの表し方はただ1通りですので、①と②よりとの連立方程式を解くととなります。
したがってであることがわかります。
いかがだったでしょうか?
大学の入試問題等では2通り以上の解き方は考えないかもしれません。
しかし、教員採用試験ではこのような問題が出題されることが多々あるようです。
教える対象によって相手にわかるように教えないといけないということでしょうか。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
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