マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

金沢大学の問題ver.20220215

ご訪問ありがとうございます!解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします。

今週は確率の入試問題シリーズです。

今回の問題は2018年金沢大学で出題された問題です。

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今回の問題について

難易度は☆☆☆です。

今回の問題は1次関数を扱いますが、ここの基本さえ分かっていれば難しくはない問題です。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

確率の問題は試行のルールを確認することから始めます。

今回に問題の場合は

さいころを4回続けて投げて、出た順番にa,b,c,dとする

・a,b,c,dの値に応じて2つの直線 y=ax+b\ \ y=cx+dを決める

(1)2直線が一致するときは、直線の傾きと切片が同じになるときです。

したがって、a=cかつb=dとなるような確率を求めます。

(2)1点で交わるときは2直線の傾きが異なっていれば良いのでa=cとならないような確率を全体から除きます。

(3)与えられた2直線の交点のx座標をa,b,c,dで表すと

 \displaystyle \frac{b-d}{a-c}

となります。

yの値の方は、a,b,c,dが1から6の整数であることから、xが整数であればyも整数になります。

したがって、xが整数になるような確率を求めれば良いということになります。

ここは数え上げが大変ですので、表を書いておくと楽かもしれません。

いかがだったでしょうか?

確率の問題といえばさいころと言っても良いくらいよく出てきます。

入試問題になると他の知識が必要になることも多いです。

なので、さいころの問題はいつでも解けるようにしておきたいですね。

 

それでは!またのお越しをお待ちしております♪(^^)/