マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

確率の問題ver20181020

 
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信州大学繊維学部の推薦入試の過去問からです。
今日の問題は確率の問題です。
元の問題は後半部分のみです。
前半の問題は付け加えました。
 
確率の問題を解くときは文章をよく読んでルールを理解しないといけません。
ルールは
・最初に点Pが原点の位置にある
さいころを投げる
・出目が1か2なら点Pを正の向きに2進む
・出目が1か2以外なら点Pを負の向きに1進む
この4点です。
この動作を繰り返すということは、2つ目から4つ目を繰り返すということです。
この動作を6回繰り返すというのがこの問題です。
まずは動作終了後に点Pがいる座標を考えるだけ洗い出します。
〇を出目が1か2、×をそれ以外の出目が出た場合とします。
〇6回×0回→点Pは12
〇5回×1回→点Pは9
〇4回×2回→点Pは6
〇3回×3回→点Pは3
〇2回×4回→点Pは0
〇1回×5回→点Pはー3
〇0回×6回→点Pはー6
これだけあります。
このうち必要な場合の確率を求めれば良いということになります。
同じ操作を繰り返し行うので、反復試行です。
おさえないといけない事柄は「反復試行の確率」です。
 
このような問題は一般入試でもよく見かけるような気がします。
頻出問題集にもあったかな?
よく出そうな問題なので受験生ならやっておくべき問題ではないでしょうか。