マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

軌跡の問題ver20181019

 
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信州大学繊維学部の推薦入試の過去問からです。
今回は軌跡を求める問題です。
解き方がわかるように誘導を付けてみました。
 
解く方針は、求めたい点のほうを(x、y)とおきます。
動点(条件に沿って動く点)のほうは(s、t)とおいて、xとyをsとtで表します。
表せたら、sとtを未知数だと思って連立方程式を解きます。
sとtに条件があるので、その条件に代入すれば求めたい点の動きがわかります。
解き方をまとめると
1.条件をみたす動点を(s,t)、求めたい軌跡を動く点を(x,y)とおく
2.xとyをsとtを用いて表す
3.2で出た連立方程式をsとtについて解く
4.3で出た解をsとtが満たす条件の式に代入する
こうすると軌跡が求められます。
今回は無いですが、一部除かないといけない点が出ることがあります。
 
軌跡の問題は難しいかもしれませんが、手順をきちんと踏んでいけば誰でもできるような問題だと思います。
あとは計算が出来るかどうかですかね。
ややこしくなると途端にできなくなる人もいるようですが、やり方はいつでも同じです。
計算はきちんと冷静に一歩ずつやっていけば必ずできます。
この部分は練習あるのみといったところでしょうか。