ご訪問ありがとうございます!解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!いよいよ梅雨入りが発表されてきて、雨の日が多くなってきました。お洗濯がやりにくい時期になってきました…。あと、雷も怖いです。私、相当なビビりなので雷が鳴り出すと動けなくなります。あぁ!ヤダヤダ!(´Д` )
雨が降ると車の運転も気を遣わないといけません。高速の入り口付近の掲示板も雨が降ると「スリップ注意」の文字が出ます。スピードが出ると滑りやすくなるので本当に怖いです。滑りやすいということは車が止まるまでには晴れている時より距離が伸びてしまいます。そこで、今回の問題は雨が降るとどれだけ距離が伸びるのかを計算してみました。計算を簡単にするため、重力加速度は10に設定しています。
今回の問題で必要な知識
・2乗に比例する関数
・比例
今回の問題は関数にxの値を代入して計算するだけなので中学生でも解けるかもしれませんね。速度は秒速で扱うので単位変換が必要です。
問題中のμは動摩擦係数で、この値が大きいと摩擦力が大きくなるので、止まるまでに要する距離は小さくて済みます。路面が乾いていたり、タイヤの状態が良好だと、このμの値は大きくなりますが、路面が濡れていたり、タイヤが摩耗していたりすると、μの値が小さくなるので、停止までに要する距離が長くなってしまいます。タイヤの状態だけでも停止距離が変わるのでタイヤのメンテナンスも重要です!
危険を察知してブレーキを踏んでブレーキが効き始める時間を2秒に設定しましたが、これは相当疲れている状態です。大体は1秒〜1.2秒くらいです。それでも路面がぬれていると同じスピードでも10mは停止までに距離が伸びてしまうので天候が悪いときは車間距離をとってゆっくり走るのが大切ですね!
停止距離に関する問題は平成30年告示の学習指導要領の解説に「自転車や自動車の速度と制動距離に関するデータから、速度と制動距離や停止距離の関係を2次関数に表し、速度の出しすぎによる危険性や車間距離の重要性について探求することも考えられる。」という記述があるので、今後は学校の授業で取り上げられる可能性があるかと思います。そう考えると、共通テストで出題される可能性は薄いかもしれませんが、ブレーキが効き始めるまでの時間を変えて空走距離を変えてみたり、路面状況やタイヤの状況などの条件を変えて制動距離を変えてみたりして計算をしてみるといい予習になるかもしれません。もしかしたら定期テストに出るかも⁉
もうすぐ梅雨入りなので路面が濡れていることが多くなりますので、車の運転はお気を付けください!それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/