マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

今週の問題ver2021.2 〜点字〜

見に来ていただきましてありがとうございます!先週の1月4日は世界点字デーということで、点字に関する問題を作ってみました。

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点字は6つの点を1マスとして文字を表現しているそうです。日本で使われているかな文字は濁音・半濁音などを入れると100個以上はあるので1マスですべての仮名文字を表現することはできません。なので、「この文字は濁音だよ!」という記号を付けて2マスで表現されるかな文字もあります。詳しいことは点字に関するサイトに表があるので、興味のある方はこちらで見てみてください!↓(日本点字委員会のホームページ)

http://www.braille.jp/topics/yonndemiyo.html

 

さて、1月4日は世界点字デーだそうですが、なぜこの日かというと点字を発明したルイ・ブライユの誕生日が1月4日だからだそうです。彼は5歳のときに両目を失明し、10歳のときにパリの盲学校に入学、15歳で点字を発明したそうです。15歳で多くの施設で使われている点字を発明したとかすごいですね!しかし、彼の人生は43年という短いものでした。こう、何か大きなことを成し遂げた人って人生が短い人が多くないですか?ガロア代数学で有名ですが人生は30年なかったと聞いたことがあります。医療が今より発達していないせいもあるのかな?肺結核で亡くなったそうです。死後にブライユの点字がフランス政府に認められて世界に広まったそうです。英語では点字のことを「braille」というそうで、これはブライユの名前に由来します。目の不自由な方が文字を読めるという大きなものを残したので、名前が残るのも納得ですね!

 

日本では点字は明治時代から使われていたそうです。今の点字が採用されたのは1890年(明治23年)11月1日なので、日本では11月1日が「日本点字制定記念日」となっています。東京盲唖学校の先生や生徒たちが案を出しあって、教員の石川倉次の案が採用されたそうです。

 

 

点字の点の打ち方から考えれば順列や確率の問題が作れそうな気がします。もしかしたら共通テストやどこかの大学の入試問題になったりするかな?高校入試にも出そうな気もします。何かの記念日にちなんだ数学の問題が出ると面白いかもしれませんね!来週の土日は1回目の共通テストが始まります。どんな問題が出題されるかドキドキです!