マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

東京女子大学の問題【2018年2日目第3問】

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今週は東京女子大学2018年の問題です。

今回は文系学部2日目第3問です。

今回の問題について

難易度は☆☆☆です。

折れ線の長さの最小値を求める問題です。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

直線 y=2x+1に関して点 Bと対称な点を Cとしますと、直線 y=2x+1が線分 BCの垂直二等分線になります。

したがって、次の条件が成り立ちます。

・直線 BCと直線 y=2x+1が垂直に交わる

・点 Bと直線 y=2x+1との距離と点 Cと直線 y=2x+1との距離が等しい

 Cの座標を (p,q)とおきます。

直線 BCの傾きは \displaystyle \frac{q+2}{p-1}です。

直線 BCと直線 y=2x+1は垂直に交わりますので、 \displaystyle 2\cdot \frac{q+2}{p-1}=-1…①が成り立ちます。

 Bと直線 y=2x+1との距離は \displaystyle \frac{|2+2+1|}{\sqrt{2^{2}+(-1)^{2}}}=\sqrt{5}

 Cと直線 y=2x+1との距離は \displaystyle \frac{|2p-q+1|}{\sqrt{2^{2}+(-1)^{2}}}=\frac{|2p-q+1|}{\sqrt{5}}

したがって |2p-q+1|=5…②が成り立ちます。

式①と式②の連立方程式を解くと (p,q)=(1,-2),\ (-3,0)が得られますが、前者は点 Bの座標です。

よって Cの座標は (-3,0)となります。

折れ線 AP+PBの最小値は、線分 ACの長さに等しいので、点 Aと点 Cの2点間の距離を求めて 2\sqrt{13}となります。

 AP+PBが最小になる状況を図で表すと下の図のようになります。(赤い直線は y=2x+1、青い折れ線が AP+PB

いかがだったでしょうか?

折れ線の問題はよく目にします。

入試問題だけでなく、数学系の読み物でもよく目にします。

このタイプの問題の解き方はぜひ身に付けておきたいですね。

 

それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/

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