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解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!
目次
・今回の問題
・今回の問題の原文(記述式)
・今回の問題について
・今回の問題の解説
・いかがだったでしょうか?〜解いてみた感想〜
今回の問題
今週は2019年実施の徳島県教員採用試験専門教養数学の問題です。
今回は中高共通第2問です。
今回の問題の原文(記述式)
関数…①について、次の(1)~(3)の問いに答えなさい。
(1)とおくとき、①について、をの式で表しなさい。
(2)のとき、の値の範囲を求めなさい。
(3)の最大値と最小値、またその時のの値を求めなさい。
今回の問題について
難易度は☆☆☆です。
三角関数の最大・最小問題です。
難易度表記については以下の記事をご参照ください。
red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com
今回の問題の解説
今回の問題に関しては、解き方が誘導されていますので易しい問題かと思います。解く方針も問題の原文の順番通りになります。
をの式で表す
の式を見渡すとをで表すことが難しそうです。ここは倍角の公式
と三角関数の相互関係
であることを用いてをで表します。の両辺を2乗すると
となります。ここで倍角の公式と三角関数の相互関係を使うと
となりますので、となります。したがって、をの式で表すと
となります。
の範囲からの値の範囲を求める
の形のままでは値の範囲が求めづらいので、三角関数の合成
を用いて変形します。そうするととなります。のときですのでであることがわかります。
の最大値と最小値を求める
ですので、はの2次関数になっています。ですので、平方完成をしてとしておきます。これによりのとき最小値をとり、のとき最大値をとることがわかります。それぞれのときの値を求めれば、この問題は終わりです。
答えはのとき最小値、のとき最大値をとります。
いかがだったでしょうか?〜解いてみた感想〜
三角関数の最大・最小問題でした。
導関数を求めて関数の増減を調べる方法もありますが、三角関数のまま扱うと計算が大変かもしれません。
置き換えによる方法のほうが少ない知識で最大と最小を求めることができるので、特に今回のように誘導がついている場合は素直にその方法で解くほうが良さそうですね。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/
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