マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

徳島県教員採用試験の問題【2012年中高共通第2問】

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今週は2012年実施の徳島県教員採用試験専門教養数学の問題です。

今回は中高共通第2問です。

今回の問題の原文

 x,\ yが3つの不等式 2x-y+4\geqq 0,\ x-5y+2\leqq 0,\ x+y-4\leqq 0を満たすとき、次の(1)・(2)の問いに答えなさい。

(1)3つの不等式で表された領域の面積を求めなさい。

(2) x^{2}+y^{2}の最大値および最小値を求めなさい。

今回の問題について

難易度は☆☆☆です。

不等式で表された領域を求めて、式の最大値と最小値を求める問題です。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

不等式で表された領域を図示すると、次のようになります。

この三角形の頂点の座標は (-2,0),\ (0,4),\ (3,1)です。したがって、この三角形の3辺の長さは 2\sqrt{5},\ 3\sqrt{2},\ \sqrt{26}となります。3辺の長さがわかりましたので、余弦定理を使って \cosの値を求めます。それができれば、三角関数の相互関係を使って \sinの値を求めます。この方法で図でできている三角形の面積を求めると 9となります。

 x^{2}+y^{2}=kとおくと、この式は円を表します。 kが最大となるのは、点 (0,4)を通るときで、このときの kの値は 16です。また、 kの値が最小となるのは、この円が直線 x-5y+2=0に接するときで、このとき半径はこの直線と原点との距離になります。それを求めると \displaystyle \frac{2}{\sqrt{26}}となりますので、 \displaystyle k=\frac{2}{13}となります。これが x^{2}+y^{2}の最小値となります。

いかがだったでしょうか?

図を描く必要がある問題は必ず図を描くようにしてください。

そうしないと解法の方針が見えてきません。

図を描くことは意外と大事です。

 

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