マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

徳島県教員採用試験の問題【2010年中高共通第2問】

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今週は2010年実施の徳島県教員採用試験専門教養数学の問題です。

今回は中高共通第2問です。

今回の問題の原文

1個のさいころを3回続けて投げるとき、2以下の目が2回以上出る確率を求めなさい。

今回の問題について

難易度は☆☆☆です。

反復試行の確率の問題です。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

1個のさいころを1回投げたとき、2以下の目が出る確率は、全事象は1から6までの目が出ますので6通り、2以下の目の出方は1の目が出るときと2の目が出るときの2通りありますから \displaystyle \frac{2}{6}=\frac{1}{3}となります。この余事象の確率は \displaystyle 1-\frac{1}{3}=\frac{2}{3}です。したがって、1個のさいころを続けて3回投げるとき、

(1)2以下の目が2回出る確率は \displaystyle _{3}C_{2}\left( \frac{1}{3}\right) ^{2}\left( \frac{2}{3}\right) =\frac{6}{27}

(2)2以下の目が3回出る確率は \displaystyle \left( \frac{1}{3}\right) ^{3}=\frac{1}{27}

となります。よって、2以下の目が2回以上出る確率は(1)と(2)を合わせた確率になりますので \displaystyle \frac{6}{27}+\frac{1}{27}=\frac{7}{27}となります。

いかがだったでしょうか?

反復試行の確率に関する基礎的な問題でした。

レベル的には定期テストで問われるくらいのものかと思います。

「2回以上」と問われているので、場合分けができるかどうかが重要です。

 

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