マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

東京未来大学の問題ver.20220822

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解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!管理人のRedchopperです!よろしくお願いします!

今週は東京未来大学2021年の問題+αです。

今回は第1問です。

今回の問題について

難易度は☆☆です。

教科書用の問題集で出てくるような計算問題です。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

(1)因数分解の公式 a^{3}+b^{3}=(a+b)(a^{2}-ab+b^{2})を用いると

 a^{3}+27b^{3}=(a+3b)(a^{2}-3ab+9b^{2})

(2)分母の有理化を行うと a=\sqrt{7}-\sqrt{6},\ b=\sqrt{7}+\sqrt{6}となりますので a+b=2\sqrt{7},\ ab=1です。

 a^{3}+b^{3}=(a+b)^{3}-3ab(a+b)であることを用いると

 a^{3}+b^{3}=(2\sqrt{7})^{3}-3\times 1\times 2\sqrt{7}

 =56\sqrt{7}-6\sqrt{7}=50\sqrt{7}

(3) 2<\sqrt{6}<3なので 2<5-\sqrt{6}<3です。

したがって、 a=2,\ b=3-\sqrt{6}となりますので

 \displaystyle a^{2}+b+\frac{1}{b}=4+3-\sqrt{6}+\frac{1}{3-\sqrt{6}}

 \displaystyle =7-\sqrt{6}+\frac{3+\sqrt{6}}{3}

 \displaystyle =7-\sqrt{6}+1+\frac{\sqrt{6}}{3}=8-\frac{2\sqrt{6}}{3}

(4) (x+y)(x-y)=x^{2}-y^{2}を用いると

 (\sqrt{2}+\sqrt{3}+\sqrt{5})(\sqrt{2}+\sqrt{3}-\sqrt{5})=(\sqrt{2}+\sqrt{3})^{2}-(\sqrt{5})^{2}

 =5+2\sqrt{6}-5=2\sqrt{6}

いかがだったでしょうか?

試験範囲が数学Ⅰと数学Aだけだとこのような問題が出るのでしょうか。

他の入試問題では計算過程で必要になりますので油断大敵です。

 

それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/

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